アマチュア無線1KW変更、落成検査
アマチュア無線局新規開局、設備追加変更等の無線局落成検査を行っています。
測定範囲: 空中線電力 ~1KWまで、周波数範囲1.8MHz~54MHz、その他の周波数帯についてはご相談ください 。
測定項目: 空中線電力、周波数偏差値、不要輻射電力値。
「旧スプリアス規格送信機や1Kwリニアアンプについて」
不要輻射電力の検査において、空中線電力200W以下ではすでに何らかの対応が必要になっております。空中線電力200Wを超えるアマチュア無線局の場合、現時点において検査省略が可能です。しかし今後どう変わるか分かりません。この検査の追加による当社の検査手数料は変わりませんので平成34年12月以降無線局を確実に継続する場合は、検査しておいたほうが、良いと思われます。)
尚、使用する測定器は法律に定められた年に1回の校正が必要です。現在10MHz未満の測定器および1Kwの公的校正機関がないため、自社内に校正部門を設け、 自社製の専用の測定器により1KW級の副標準器を製作し第1級陸上無線技術士が校正(標準器➡副標準器)を行って目的を達成しております。
トレーサビリティに関して 株(基準値)は10MHz未満では産総研➡TERECの株、10MHz以上ではTERECの株を使用しております。
落成検査を希望の方は 担当 佐藤(090-6688-6008)まで。
(お願い:当社へのフリーメールによる連絡はサーバーで、はじかれるので使用しないようお願いいたします。)
その他の検査手数料は従来通り、1台目45,000円2台目以降は10,000円となります。交通費及び消費税交通費及び消費税は別途になります。
尚、200wを超える無線局で継続のためのスプリアス測定も同額となりました。今後とも宜しくお願い致します。
旧式無線機について。
21MHzでFT-101Bのスプリアスを測定してみました。ー43dB単体で法律ギリギリ。ところがFL-2100Bのリニアアンプをつなぐとー46dBになりました。リニアアンプの入力出力同調回路で性能が改善されているようです。しかし7MHZではリニアアンプをつないでもー41dBでした。FT-101の終段の必要な各バンドにフィルターを入れておけば落成検査で合格できるかもしれません。ちなみに同じ21MHzでも後継種のFT-101Z + FL-2100Zでは-50dBであっさりとクリアーしました。
(周波数は20.8MHzにないっているが、RBW300KHzにしたため。スケールはー10dBm値で1KW)